オッサンの合宿免許取得奮闘記。

遠鉄浜岡自動車学校での合宿免許

卒業検定

気が向いた時しか書いて無かったのでだいぶ時間が経ってしまいましたが、

ラストに向けて書きます。

 

運転の方はこの頃になると教官の言ってる事を淡々とこなし、

会話を楽しむ余裕が出てきたので、

気に入った教官に当たると心の中で小さくガッツポーズしたりしてました。

 

特殊な教習としては、複数人で車に乗り指定された地点を回ったり、

どういうコースで運転するのが効率的かなど運転操作以外の教習が多くなります。

 

女子高校生二人との教習中、

「こっから先、親族以外のこんな若い女性と乗る事は無いだろうなぁ」と考えながら楽しんで運転してましたw

 

そして卒業検定の日が来ました。

仮免試験で一度落ちてる私としては微妙な不安の中でその日を迎えました。

 

当日は合格するとその日に帰宅になるので、

荷物をまとめ、約3週間過ごしたホテルをあとにしました。

 

試験の方はもう慣れ親しんだ場所を回るだけ、

 

説明によると卒検で落ちる人はほとんど一つのパターンらしく、

横断歩道の待っている歩行者を見落とし、停止を忘れた人らしいです。

(道路は歩行者優先なので渡るそぶりが無くても停止する。)

 

運転中は「歩行者来るな!歩行者来るな!」と心の中で呟きながら順調に進んだと言えました。

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結果は

注意点は何個か指摘されましたが、無事合格!

落ちるとホテル逆戻りだったのでホッとして後から嬉しさが盛り上がって来ます。

 

帰宅後に免許センターに行き学科試験を受ける資格をやっと手にした瞬間です!

数人の方にお礼を言い、教習所のバスで掛川の駅に送ってもらいます。

多少の寂しさを伴いながらバスに乗り込みました。

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次回ラストはまとめの記事になります。

 

観光その3

御前崎市は海沿いの都市です、

ですので有名な灯台等を見る為に自転車でそのまま南下して行きました。

 

原発の市と言う印象も強いですが、

市を周るとわかりますけど風力発電、要は風車の町なのが分かります。

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海沿いには何個もの風車があり、写真でどこまで伝わるか分かりませんが、

近くに行くととてもデカク、羽根の回転する音は正直怖いくらいです。

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途中、松の生い茂った小高い丘から海を見るととても綺麗です。

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下の写真の先っぽまで行ってそのまま反対側に進みました。

途中冬にも関わらず、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しんでる人が結構いました。

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数キロ進むと階段があり登るとそこには「潮騒」と言う彫刻像(材質は?)が有り

そこからの眺めも素晴らしく絶景でした。

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もう少し海岸沿いを進み、先っぽあたりに来ると御前崎市で一番有名な場所

御前崎灯台」に到着します。

ここは1957年に木下恵介監督作品「喜びも悲しみも幾歳月」の

舞台の一つになった場所らしいです。

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約350年前に徳川幕府が見尾火灯明堂を建てたのが始まりで、

明治7年に現在の灯台が建てられたそうです。

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灯台から海沿いの道に戻り進んでいくと、

大きいレンズを付けた一眼レフカメラを三脚に構えたご夫婦がいました。

 

最初、海の風景か何かを撮っているのかと思い聞いてみると、

 

渡り鳥(名前は失念)が北から来て、海を渡る前にここで3日ほど休んでいるとの事。

この時期、この付近だけで近づけて写真が撮れるとの事だそうです。

通常は警戒心が強く近づけないと聞いたので、これは撮ろうと写真を撮りました。

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スタート地点から考えると、反対側まで来ていました。

そこにあったのは夏は海水浴客で満員になるであろう「マリンパーク御前崎

ですがこの時期は冬だったのでほぼ人はいませんでしたね。

防波堤と防波扉も有りました。

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この後も3時間ほど自転車コキコキして帰ったのですが、

帰りの道で疲れと共に写真も撮っていなかったので割愛します。

 

まとめとしては、

とにかく海は絶景!夏の御前崎も見てみたい気がします。

あとは風車はデカイ!そして自然も豊かと言うのが実感です。

 

あと1回か2回でこのブログは終了します。

観光その2

最終日が近付く中、私は御前崎市を観光しようと自転車散策を計画しました。

今回はそれを紹介しようと思います。

 

ホテルで自転車を借りてコース的には国道150線沿いを回ります。

 

まず、ホテルを出発して約5分くらいでこの鳥居が見えてきます。

巨大な大鳥居と言えますね、

高さ約21メートル靖国神社の鳥居も20メートル級なので同じくらいの大きさらしいです。

 

のどかな感じの建物が多い中、このお鳥居はそれこそ異様な大きさです。

調べたところだと2002年建立、建設費1億2千万円、

どうもこの1億2千万円は地元への協力金として中部電力が出したらしいです。

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鳥居の下に停めてある自動車を見てもその大きさがわかると思います。

 

この道を上って行くと池宮神社という神社がありそこの鳥居に当たるのかもしれませんが、

大き過ぎだし、そこから神社は見えないし、まさに何を考えて建てたのか分かりませんw

 

そこからまた10分くらい自転車をこぐと浜岡原子力発電所です。

現在は停止中ですが、そこにある浜岡原子力館と言う資料館兼展望台に行ってみました。

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中は色々な放射能関係の資料パネルや、原発の仕組みなどの解説が、

子供にも分かりやすいように展示説明されてます。

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とにかくここも金のかけ方がスゴイですね豪華な科学館って感じです。

エレベータを上がると展望台です、

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気付かずパシャパシャとカメラで撮っていたら、警備員さんに怒られました。

撮影禁止だそうです、テロなどの危険もあるから当たり前ですね。

 

海沿いに見えるのが原発停止後に作られた高い防波壁だと思います。

原子炉の実物大模型も有りました。

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色々考えさせられながら原発資料館を後にしました。

 

2段階の難所

正直、外の実習になれると運転は楽しいです。

緊張はスゴイですが、それでも車を運転してますし、景色も多少は見えます。

 

そんな中、今回は2段階の難所を3つほど、

 

①ATは関係ないですが、MTはやはりクラッチが一つのキーポイントです。

当然ですが運転中は加速減速を繰り返します、その中でも私個人の意見ですが、

右折しながらの減速と加速が私にとっては難しかったですね。 

 

解説するとMTの場合、

まず減速、それにはクラッチを踏んでギアを落とし1速にして、

ブレーキを効かせながら交差点に進入し、タイミングを見て右折ハンドル操作をします、

そこからギアを上げ半クラしながらギアを入れアクセルを踏み加速です。

 

最後の卒検まで難しかった所ですね。

 

②普通の県道等からの国道への合流です。

まぁ坂道からの合流に限っての話ですけどね。

 

これも①と同じ感じですが、その道は一時停止からの左折、で登りながら加速し、

後方確認しながらの合流。これが初心者にはやはり難しい。

 

どこにでもあるわけではないですが、ここの教習所のコースでは難しい場所でした。

 

③これは教習所に入って運転してみないとわからない事ですが、

ズバリ爺さん婆さんです。

 

子供というのは交通ルールが守れないなんて言いますが、

爺さん婆さんはそれ以上に厄介です。

 

自信と確信を持って信号の無い場所をゆっくりとかみしめながら歩きます。

しかも突然です。

 

教習所の運転はとにかく歩行者優先。

実際にわたるかはともかく、渡るそぶりを見せた時止まらないと、

場合によっては教官から注意されますし、卒検では落ちる場合もあります。

 

なにより危険、これこそがホントに怖いところです。

 

2段階の難所はこんなところでした。

 

長々と続けて来ましたが、

予定では後3回でこのブログを終了します。

ストレス解消

せまい部屋は自宅もせまいので気にならないが、

やはり食事、特に夕食への不満からもストレスはたまる。

 

土日は馬券を買って楽しめるが、全て当たるわけではなく逆にモヤモヤしてくる。

 

そんな時、私はプールへ行った。

ここの合宿免許所を選んだ理由の一つは1キロほどの所に室内プールがあるからだった。

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御前崎市は人口約3万2千人、

正直それにしては豪勢なスポーツ施設が有り、(分不相応とまでは言わない)

そこに大衆浴場やトレーニング施設、室内プールもあった。

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2時間600円、プールだけと考えるとそれほど安くはないが、

追加を払わずに大衆浴場も使えるとなれば割安感が一気に増します。

 

自転車で20分、プールで2時間泳いで、

大きい風呂に入ると気分爽快です、スッキリして帰りのチャリを走らせました。

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(私は冬に行ったので外プールはもちろん利用していませんw)

 

豪華と言える施設の名前はぷるる。

何かを想像させる名前とは言えます。

 

そして施設内のデザインやオブジェも何かを想像させます。

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この都市は私の想像していたよりもはるかに一つの産業に依存している事がわかります、原子力発電所にです。

 

それをスポーツ施設で感じた日でした。

 

ちなみに卒業までに計6回ほど利用させてもらいました。

他人の運転

どんな教習所でも複数人で乗る教習が有る。

 

話は前後するが、仮免試験の時も教官を合わせて4人で乗りこむ、

他の二人の運転を体験できるのだ。

 

MT免許取得の一つの肝はクラッチによるギアチェンジだ。

スタート時、加速時、減速時、ギアを変える時は必ずクラッチ操作が入る。

 

同じ時に入校し、同じコースで同じ実技教科を受けた二人。

私と同じ条件の他人の運転を体験する事になった。

 

そして試験を受けて感じたのは明らかに他の二人は私よりうまかったのだ。

まぁ元々不器用を自認はしていたが、二日後に受けた仮免試験2回目でも同じように感じた。

 

もちろん運転が上手いと言うのはそれだけでは無い、

運転時の注意力や危険察知能力、いざという時の危機回避能力など挙げればキリがない。

 

しかし、ことクラッチ操作に関しては私は下手な方の部類に入るようだ。

これも自分を知る一つの事だと思った出来事だった。

路上教習

悪夢の2日間を過ごし、

至極当然のように仮免試験を合格し、とうとう2段階に進んだ。

 

そう、2段階は路上に出るのだ。

 

そして、ここら辺になると実感するのだが、

通常運転内でクラッチ操作はほぼ気にならなくなっていた。

 

仮運転免許は警察からもらうのだが、(実際に教官が取り行きます)

結局、手元には一瞬だけで後は教習所が管理します。

 

そして仮免教習専用プレートを取り付けてとうとう路上へと出発した。

 

初の路上教習の感想は

えーと、ほぼ覚えてないってのが実感でした。

 

一番簡単なコースを通っていたんでしょうけど、

異常な緊張感で脳が痺れてふわふわしていた気がします。

 

教官の指示に従ってハンドルとクラッチとアクセルとブレーキを動かしていただけ。

ただそれだけの45分でした。